学校やおうちで、あさがおを育てている人もたくさんいると思います。次々に咲く花の花びらで、紙や布などを染めてみましょう。色水遊びだけでもおもしろいですよ。自由研究にできるかもしれません。ぜひ、親子で挑戦してみてください。
あさがおには、フラボノイドの一種であるアントシアニン(ブルーベリーなどに含まれている、紫色の成分)が含まれているので、例えばお酢を入れると、あさがおの色水は青紫からピンク色に、ベーキングパウダーを入れると緑色になるそうです。このように、いろいろなものを入れるとどんな色に変化するかなどを調べてみると、科学的な遊びにもなりますね。
・方法
①花びらを茶こし袋か、ガーゼなどで包み少量の水の中でよくもんで色水を作る。ボウルに花びらと少量の水を入れて、すりこぎなどでつぶしてもよい。
②色水に紙(障子紙など)や布を浸し、むらなく染まるようにする。
※その後、ミョウバン液(お湯3リットルに100グラムの割合)かお酢(同量の水で薄める)に浸すと、染まった色が落ちにくくなります。
※あさがおの花びらは冷凍しておくと、色水もたくさん作ることができます。