同じく、アートの素材として注目してほしいのが落ち葉です。
これも、今の季節なら道端にたくさん見つけられますね。
立体的な石ころアートと違うのは、「色合いがそれぞれに異なる」「紙に並べて組み合わせることができる」というところです。
紅葉した落ち葉を使って、赤・白・黄色のチューリップを作ってみたり、茶色の落ち葉をぐるりと一周させて、ライオンのたてがみを作ったり……。
葉っぱの表面のざらざら、ごつごつした感じは、魚や恐竜のうろこを連想させますね。たくさん集めて、巨大な生物の姿を作れたら、きっと大迫力のはず!
さらに、とくに趣深いのが「虫食いの穴が空いている葉っぱ」です。
二つ並んで空いた穴が、まるで人間や動物たちの目、口のように見えてきませんか?
これが洋服、これが帽子。穴の空いた葉っぱが顔で、五つに分かれたカエデは両手に……といった感じで、森の妖精が作れるかもしれません。