石や落ち葉でも様々な作品が作れますが、もう一つ、木の実でも手軽に工作を楽しむことができます。公園や林、山などに行って地面を見てみると、いろいろな木の実が落ちています。どんぐり一つをとっても、種類も形も様々で、その形をいかして木の実工作が楽しめます。
<材料となる木の実>
◎どんぐり(一例)
・マテバシイ(常緑樹)→よく見るどんぐりがこれです。薄茶色で大きい。帽子の部分はうろこ状。
・シラカシ(常緑樹)→こちらもよく見るどんぐりですが、マテバシイよりも小さい。帽子の部分が縞状。
・コナラ(落葉樹)→こちらもよく見るどんぐりですが、薄茶色で薄く縦線が入っているようにも見えます。帽子の模様はうろこ状。
・ツブラジイ(常緑樹)→一見すると丸くてくりのようにも見えます。
◎その他の木の実(一例)
・トチ→(ツブラジイよりも)くりに似ている。どんぐりやくるみ同様、昔から食用とされています。
・メタセコイヤ→とても小さい松ぼっくりのような形です。
・ジュズダマ→数珠玉からきていて、中心に花軸が通る穴が空いていて紐を通すこともできます。
◎種(一例)
・カボチャの種
・柿の種(あのおせんべいではありませんよ。)
・ひまわりの種
※木の実は煮沸消毒した方が雑菌もなくなりますし、どんぐりの割れるのを防ぐことができます。
<必要な道具>
・接着剤 ・ピンセット ・ハサミ ・ポスターカラー(極細) ・フエルト生地 等
・かまぼこなどの木の板
作り方は特に決まっていません。板の上などに、木の実を好きなように置いて接着剤でつけていきます。ポスターカラーで模様や顔を書いてもおもしろいですよ。
身近にある自然の物で芸術の秋を楽しみましょう!「芸術の秋なんて飽き飽きだぁ~。」なんて言っている人は誰ですか!?