● 難読（常用漢字外）漢字集の予定  (151字) 　森川林　　2014年01月22日 04時57分 　6491　（漢字暗唱検定）

　常用漢字以外の難読漢字集を作りたいと思います。
　その意図は、漢字によって世界認識が深まるからです。
　例えば、
跋扈（ばっこ）
阿吽（あうん）
乖離（かいり）
など。
　ただ読みにくいだけの漢字というのは後回し（入れてもいいけど）
　例えば、
糸瓜（へちま）
南瓜（かぼちゃ）
　みんなの参加で作っていきたいと思います。

● 漢字暗唱検定、スタート  (480字) 　いと　　2013年12月03日 12時00分 　6342　（漢字暗唱検定）

　このたび、かねてより計画していた言葉の森の「自習検定試験」が始まります。
　長文暗唱、算数、英語などとともに、漢字の自習検定も行います。

https://www.mori7.com/jks/

　試験の方法は上記の通り、オリジナル教材の「教育／常用漢字集」より“よみがな”を答えるようになります。
　書き取りの試験は（現在のところ）行いません。

　なぜ元の語句を表示しないのかというと、この自習は、本を読み文脈の中から漢字を覚えるのと同じように、一連の流れを暗唱することで読みを覚える（先取りする）ことを目的としているからです。
　語句が出ている中でよみがなだけ答えさせる形だと「問題が出る単語だけ覚えればよい」となって、ちょっと話が違ってきてしまいます。

　さて、12.4週の第一回以降、ゆくゆくはこの試験の問題もオープン教育の参加メンバーで作成していくことが理想です。
　漢字集を見ながら出題語句を選び、選択肢を考えるだけですから簡単だと思います。

　問題作成希望の方にはその都度、試験範囲などをお知らせしていきます。
　ご興味のある方は、ぜひこちらで名乗りを上げてください！

● 漢字の読みの力を先取りすることが思考力を育てる  (338字) 　森川林　　2013年09月15日 07時51分 　808　（漢字暗唱検定）

　子供たちの思考力を育てる最も有効な方法は、難しい本を読むこと、難しい話をすることです。
　それは、難しいことそのものに意味があるのではなく、難しい本、難しい話は、そこに深い構造的な思考法が盛り込まれていることが多いからです。
　しかし、今の子供たちの読む文章の多くは、その学年で習う漢字に限定されているために、易しい言い回しになっています。
　漢字の書き取りは、その学年で習う漢字が書ければそれで問題はありませんが、漢字の読みだけは、学年を超えて先取りしておくことが子供たちの思考力を育てます。
　言葉の森では、漢字の読みの学習を重視した漢字集を作成しています。
　この漢字集の勉強の仕方を交流するとともに、漢字暗唱検定試験を行い、子供たちの漢字の読みの力を育てていきたいと思います。