飲料水用の上流のダムから先の多摩川の８０%は下水が流れている。周辺住民がアカミミ亀やかみつきガメグッピーなど熱帯魚の外来種や別の地域にいる在来種を川に安易に捨てないよう、お魚ポストを作った河川の環境調査員の作者。人間がお風呂や温水など暖かいまま水道管をつたい冷めないまま排水すると、電気で微生物を元気にし下水をきれいにするため下水処理施設で電気で更に温水が温められ川へ排水される。冷めない温水が河川の温暖化を招き人間が廃棄した外来生物が更に越冬出来る環境になり在来種は追いやられ生態系が変わり外来種が住みやすくなってしまう。
終生飼育、奇形でも片目でも命あるペットのお魚は愛情を込めて育て最後まで飼いましょう。
どんな命も大切に、小さい時はかわいくても大きくなると３メートルの水槽を用意し餌代、電気代お金と愛情を伝えないと飼えません。亀は、５０年以上生きるので飼う前に自分の責任で命を守れるか、愛情を持ち飼い続けられるか家族みんなの一員として迎えられるか、よく考えて。自分の身の回りの見えない先も自分の使っている水から考えて、これから先も家族愛を考える一冊。