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 あうせれさんの読書記録
  あうせれさんの読書記録
 あうせれさんの感想
この「手と目と声と」は水の話、手、目、声、友の5小節に分かれています。その中でも今日は「声」の話を紹介します。
この話は言語障害を持っている子供たちと先生の話です。この本を読んでいると普段普通にしゃべっている私達にとって、大切なことに気づかされます。
例えば言語障害の持っている二人がいました。そのうちの一人が大きなけがをしてしまいました。それを心配したもう一人の子が「うー」、「あー」、「おー」と感情のこもった声で言っていました。普通の言葉で言うと「大丈夫か」、「今から病院に行くのか」など意味していると思います。
仮に話すことができなくても私たちと同じ感情を表現でき、またお互いが理解できます。
それは独特の世界かもしれないけれど、とても大切だとこの話を読んで思い、改めてみんな違ってみんないいんだなと思いました。そんな子供たちに心から寄り添う先生にとても心を揺さぶられます。