あおらはさんの読書記録
あおらはさんの感想
「俺は吹奏楽をやっていて本当に良かった」 小学生の時に見た高校の吹奏楽に感激し、吹奏楽を始め、高校は憧れの吹奏楽の元強豪校に入った主人公。しかし、入ってみると以前のような王者の雰囲気は全くなくそこら辺にあるただの吹奏楽部だった。全日本コンクールで金賞を夢見ていた主人公、夢敗れそうになった時憧れの先輩だった人がコーチとして参加する。しかしそのコーチは一年生なのに主人公を部長にしてしまった。先輩からの冷たい視線に耐えながらも部長として夢を追いかける日々。主人公は憧れの全日に行けるのか。そしてコーチが一年生ながらに主人公を部長に選んだわけとは。荒波の中でも決して挫けず挑み続ける主人公の姿に誰もが胸を打たれること間違いなし。