このお話は、一朗という小学6年生の子が夏休みに登校グループと1日1回は遊びなさいという宿題を出されて、元班長の中1のてるおという人と合わせて10人で三角ベースをする事になりました。
しかし、試合をしている途中に雨森さんという人が公園に入ってきて、傘をさすと雨が降ってきて、すべり台の下で雨やどりをしながら、雨森さんのうわさ話をするお話です。
一番心に残ったのは、みんなのうわさ話がすべて雨森さんが出てくる事です。
雨森さんは結局、何者か分からないまま引越してしまいますが、本当はアパートで一人暮らしをしているさみしい人なんじゃないかなと思いました。
雨森さんが引っ越す前にみんなで相談して嫌がられないようなお別れパーティーをしてあげていつもは返事をしてくれない雨森さんが、「みなさんありがとうございます」と言ってくれた時は僕もうれしかったです。