主人公の舞は日々美人な従姉妹と比べられ、日々劣等感を感じながら生きていた。そんな時従姉妹に誘われ森の中の家で見知らぬ子供たちと3週間過ごすことになる。最初は嫌でたまらなかったこの企画も後半に近づくにつれとても心地よいものとなっていた。ある日の夕方レクリエーションでお互いの悩みを共有し合う時、これまでずっと何の苦もなく生きてきたと思っていた従姉妹の悩みを聞くー。今までの孤独な生活から7人の森での生活から始まる舞の成長。周囲と比べて悩みやすい中高生の皆さんに読んでいただきたい一冊です。