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 あえのもさんの読書記録
  あえのもさんの読書記録
 あえのもさんの感想
孤独を感じる高校生の「私」が、屋上で同じように孤独な「彼」と出会い、心を通わせていく二人の本であった。例えば、あまり会話をしない中視線や仕草やちょっとした手助けなどと、二人は無言で支あっている関係だ。青空の下で、自分の孤独や不安に向き合いながら、少しずつ成長していく「私」。最終的に、自分を自分として受け入れるようになった。この本は、前紹介した世界は「」で満ちているの作者が同じで、次に何が起こるかが想像出来ない本でとてもおもしろい。