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シンプルな生活、機械的な生活 (1102字)  こたつ akiriyo 2024/05/23 21:09:26 33580   3     

 こればかりは自分で体験するしかない。全てが自動化に染まりつつある中、そんなことを体験するための方法はない訳ではない。旅をすることはその中でも最も効果的な方法だろう。
 便利で快適、すべてが効率化された社会はよいという人がいる。確かに科学の発展により、人類の文明は恐ろしいスピードで進化を遂げてきた。せっかくの努力のたまものである科学技術をふんだんに使用するのは悪くないことだ。例えば、スマートフォンやパソコンのような電子機器について考えてみよう。スマートフォンやパソコンがあれば、面倒な計算もまさに一瞬、電光石火の速さで終わらせることができる。スマートフォンを片手に持っていれば、それは、腕で腕時計、カレンダー、辞書、万歩計、地図、コンパス、電話機、ゲーム機、それに加えて圧倒的な量のデータを抱えているのと同じことだ。現実的に考えて、これらすべてを持ち運ぶことは不可能に近い。そう考えるとスマートフォンやパソコン等の電子機器はもはや私たちの生活にはなくてはならないのではないか。一度スマートフォンがない生活を想像してみれば分かりやすい。友達に電話をかけるとする。すると、わざわざ立ち歩いて電話番号を入力して、コールボタンを押して待たないといけない。そのうえ、今日のご飯は?などといった一言だけの質問をするためにもこういった行為が必要になる。それに、相手もスマートフォンを持っていなければ、遊びの予定もろくに立てられないだろう

 しかし、機械化せず、わざと人が行うことでしか得られない良さもある。私が最近これだけは人が行わないと楽しめないと思ったことはキャンプだ。キャンプを現実でするということは、山や川、自然の空気に触れて過ごすということだ。近年ではキャンプすらも一部、機械化されるようになった。例えばvr(ヴァーチャルリアリティ)といった機器を使えば家の中でもキャンプのようなことができる。だが、このvrのキャンプでは野外の空気に包まれたり、キャンプ独特の自然を楽しむ経験は得られないだろう。このまま、全ての物事を機械化してしまうと楽しい経験をする機会が減ってしまうのではないだろうか、と私は危惧している。
 シンプルな生活も、機械化で便利な生活もどちらも手放しがたい。出口のないトンネルはないといった名言があるように、人間の生活がどれだけ豊かになろうと、出口というものはある。そこで、本当に大切なのは生活の質なのではないかと考えた。生活の質を保つためにはシンプルな生活様式も科学技術を使った生活様式、どちらも欠かせない。そのため、バランスをとった偏りすぎない生活をするのがよいのではないかと考えている。



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