元の記事:鬼も一緒にお茶しよう。 (710字)
utauta utauta 2025/02/01 11:54:47 44052
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節分のような日本独特の行事は、そのいわれを正しく理解し、後世に伝えいていくことも大事だがそれ以上に大切なのは、家族そろって季節ごとの行事を楽しみ温かい時間を過ごすことだと思う。みんなの幸せを願う節分の日に、鬼だけ外に追い出すという発想に、かねてから疑問を抱いていた。鬼も幸せになれば悪さをしないと思うからだ。
「鬼は外福は内」
私の家の掛け声はごく普通の「鬼は外福は内」だった。でも文を読んで確かに鬼は内だと思った。秋田県では「なまはげ」が来た時に、お茶を出したりして休息を取らせてあげるらしい。鬼は私たちにとって嫌なことをするイメージはあるけれどそれは単なる思い込みだと思った。「鬼は外 福は内」の鬼は嫌なことは外に追い出せという意味だと思う。反対に、福は良いイメージが強いから私たちの中に入っておいで。という例えだと思った。
恵方巻を食べる理由を調べてみた。ネットには「節分に恵方巻を食べるのは、その年の福を招き厄除けや願い事をかなえる縁起物として、服を巻き込むという願いが込められているため」と書いてありでもなんで恵方巻を食べる時無言なのかという疑問がまた出てきた。調べて見たところ、「すべての後利益を逃さず、一家に逃さず体に取り込みたいという思いから生まれた説」だそう。それを見て、私は、おもわず首が上下に揺れてしまうほど納得した。
節分の豆まきに必須の「鬼は外 福は内」掛け声はイメージで、秋田県ではなまはげにお茶を出すほどなので豆をぶつけて追い出すことはないと思う。鬼はお宝を持っているイメージが多く私には少し良いイメージがある。鬼にも「お疲れ様です。」と言ってお茶やお菓子を出してもいいと思った。
「鬼は内 福も内」