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さゆ akiimu 2025/02/21 19:46:57 45051
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今日、未明らの描いた「児童」は、大人によって考えられた児童であって、まだ「真の子ども」ではない、と児童文学者や教育者たちから批判されているが、実は未明らが賛美し描いた観念的な存在にこそ「児童」は成立したのである。近代になって人びとの子どもに対する認知の構図が変化したため、新しい輪郭を持った「子ども」という存在が浮かび上がってきた。文学や漫画やテレビが生み出すイメージ形成力は、政治を左右するほどの大きな力を持つ。
メディアによって作られたイメージが、現実を離れて独り歩きするおそれがある。
メディアは情報を伝える手段として便利なものである。しかし、メディアは加工されて放送されているものなので、現実と異なる場合がある。
第一は、自分の目で現実を見るということが挙げられる。メディアを通して見た情報は、一見実際と変わらないように見えるが、メディアは良く見せることが得意なため、実際に行ってみないことには現実を知ることはできない。体験実例
また、もう一つは、情報を受け取るだけでなく、自分自身が発信することも大切だ。今は、日々様々な情報で溢れていて、意識しなくても情報を得られる時代である。
長文実例
確かに、メディアは実際にその場に行かなくても実際にその場にいるような気分を味わえるので、便利である。しかし、イメージとは作られるだけでなく、自分たちが作ることのできるものなのである。