元の記事:3月1週の作文の書き方です (1663字)
きら kira 2025/02/27 21:03:43 45228
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火曜19時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
梅の花が見ごろになってきました。私も先日、湯島天満宮の梅まつりに出かけて、みんなの学業成就の祈願をしてきました。寒さの和らぐ日が増えると心ものびやかになりますね。
さて、3月1週の構想に着手をお願いします。いよいよ課題の最終月、進級テストの回とかります。
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▼3月1週は、4月から進級するための作文のテストの回になっています。目標字数まで書いて、作文の四つのくふう(項目)★が盛り込めていたら合格です。全員合格するためのテストですので、頑張りましょう。
【ヘチマ】「がんばったこと」です。初めてのこと、目標を持って挑んだこと、仲間と団結したこと、いろいろな挑戦体験を思い出して、いちばん自分が成長できたと思う出来事を書いてみましょう。学校生活のしめくくりにもなりますね。
●まず、書き出しのくふうをしながら、自分のがんばった体験を生き生きと書きましょう。
★たとえ
「まるで〇〇のような」をつかってみましょう。
★ 前の話聞いた話
お父さんお母さんの挑戦体験を聞いたり、自分が尊敬している偉人(科学者、アスリート、開発者)のエピソードを調べたりして書きましょう。
★ 一般化の主題
まとめは「人間にとって」を使って自分だけにならない一般化したまとめにします。
がんばることで自信がつき、次のチャレンジにつながります。成長しますね。
★ 書き出しの結び 作文の一番最後、ラストは書き出しの場面にもどって印象的に結ぶくふうをします。だから、書き出しも「がんばったこと」のドキドキするような場面で書き出しておくといいですね。
例 例:「300回。」私は綱を大きくまわす。……(書き出しの工夫)
……私の耳には、クラスメイトのかけ声が応援のように続いている。(書き出しの結び)
【ベニバナ】
★1200文字
〇まず、要約です。
子供の遊びの多くは想像力や抽象力が入ってくるため、きわめて多彩なものになる。遊びをすることによって、恋愛、結婚などという対人関係の基盤を作る力や、倫理の基本的な知識を身に着けることができると言われている。こうした遊びの中で子供の社会性が育っていく。大人は子供の想像の芽を摘まないようにしたい。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「子供時代の遊びから得るものは多い。」
◎ 体験実例
無邪気に遊んで過ごした頃を思い出してみましょう。遊びながら、ルールを守ることの大切さ、お友だちへの思いやり、想像力が身に付きましたね。譲り合うことの大切さや、年少者への配慮、リーダーシップも学ぶことができます。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、、勉強しなければ身につかないものもある。」
★昔話実例 社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)どの昔ばなしでも加工できそうです。昔のことですから、今の勉強とは様相がちがうと思います。「竹取物語」かぐや姫に求婚者が殺到したのは、姫としての教養をしっかり身に付けていたからだ。「一寸法師」小さい体でも立身出世できたのは、修行して鍛えていったからだ。
〇例を重ねて豊かにしていきましょう。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、子供時代には、遊ぶことも勉強することもどちらも大切だ。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言もあるように、一番大切なのは子供時代にしかできないことをたっぷりとしておくことである。」
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よろしくお願いいたします。
きら