元の記事:コスモス学級だより 3月③ (1224字)
コスモス hoemi 2025/03/26 17:10:52 46419
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いつもありがとうございます。
他のクラスで行った保護者懇談会で特に多く出された話題について、こちらに共有いたします。お手すきの際にお目通しください。
☆メモの作成に時間がかかってしまう。
→大切なのは立派なメモを「作成すること」ではなく、作文に何をどんなふうに書きたいか家族で話し合い、構想をまとめることです。メモの段階でしっかりと文章にする必要はなく、むしろ要点を箇条書きにするくらいがいいです。3年生以上は予習シートを使ってもいいし、自分でメモを作ってもいいです。
☆マンガは読むけれど本を読まない
→マンガは読書にはなりません。たしかに学習マンガは興味関心を持つきっかけにはなりますが、読む力がつくわけではありません。ただ、マンガは読んではいけないわけではなく読書も楽しみ、マンガも楽しむというスタンスが大切です。
☆語彙の育て方
→語彙は読書によって、また家族との対話の中で育まれます。子どもと話すときに親が少々難語や慣用句などを織り交ぜるのも効果的です。ことば遊びを楽しんだり、いいなと思った言葉は積極的に使うことをおすすめします。知っている、聞いたことがあるだけで終わってしまってはもったいないです(^^ゞ言葉に興味を持つ環境を整えてあげたいですね。
☆作文は一気に書き上げるのがコツ
→作文は書き始めたら最後まで一気に書き上げます。今日はここまで、明日はここからというように分けて書きません。書き始める前に「○○分内に書けるように集中して取り組もう!」と時間設定をしてあげるといいです。低学年は30分〜40分、中学年では40分〜60分、高学年は60分〜75分、中高生は90分程度を参考にするといいです。設定した時間で書けたものを提出してください。時間内に書きあげられなくても咎めずに「次回こそは書き上げられるようにがんばろう!」と声をかけてあげてください。
☆高学年、中高生は時間的な制約も増える反面、課題は難しくなるります。作文(意見文)の取り組みで重要な位置づけの「構想を練り、書く内容をまとめること」には時間を割き、アウトプットはテキスト入力にすると時間の短縮につながります。(もちろん手書きを希望する場合は手書きでもOKです)テキスト入力で提出された作文は講師による主観的な評価に加え、AI森リーによる客観的評価も得られるので自分の作文を多角的にとらえることができます。
☆長文音読は毎日1回ずつ
→毎週出ている課題長文は毎日一回ずつ音読しましょう。特に課題長文をもとに感想文を書く生徒さんたちは1週間あれば1つの長文を7回読めます。1〜2回読んで感想文を書くのと、7回読んで書くのとでは大きく異なるのは言うまでもないことです。低学年の生徒さんたちも毎日継続することを目標に音読をしましょう。たどたどしくても咎めず、毎日継続できていることをほめてあげましょう。
ご参考にしていただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
細田江美(hoemi)