元の記事:8月1週の課題 (868字)
はらこ harako 2024/08/05 09:19:14 36630
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月曜日クラスのみなさん、こんにちは。夏休みは、それぞれの課題を見つけて取り組んでいることと思います。暑いですが(暑すぎますが)、頑張ってください。
今週は8月1週の課題です。
ゆうかさんは、「オープンでフリーなはずのインターネットが自己矛盾を生み出しつつある」という話です。インターネットは、なんでもオープンで無料なのが原点でしたが、資本主義の力に押され、有料化・暗号化しています。そして、なんでもオープンにすると、あまり信用できない人たちも絡んできて信頼関係が崩れ、やはり仲間内だけで限定してやり取りしようとする流れになります。ここにオープン派の自己矛盾が生まれます。
原因としては、資本主義の力が強い。対策としては、コミュニティの力をさらに強くするということでしょうか。オープンだと不都合が生じること、例えばSNSの誹謗中傷などが挙げられそうです。
ゆうきさんは、名言集にもある「自国への賞賛が他国への軽蔑によって支えられていてはいけない」ということがまさにテーマです。敵を作ることで自分たちの国を結束させる、そのために民族感の小さな差異を必要以上に増幅させているという話です。パリ五輪が開催中ですが、スポーツが政治利用されるのはよくある話です。尊敬している相手に勝って喜ぶのはすばらしいことですが、敵対する国の選手に勝って雄たけびをあげるのは少し違う気がします。そのあたり、タイムリーな実例になりそうですね。
みうさんは「ら抜き言葉のような新しいものを受け入れるべきか否か」という話です。新聞の社説なので、あまり偏ったことは書けず、読者に是非を問う文章ですね。「新しい、使いやすい、かっこいい(だけど良いことばかりではないもの)」と「古い、使いにくい、かっこ悪い(しかし正しいもの)」を対比させて二つの意見を書くとよいでしょう。例えばインターネットと辞書の対比、友達のように話しやすい部活の顧問と絶対的な権力を握るスパルタ式の顧問の比較など。最後は二つの意見をまとめて自分の意見を作り出します。800文字以上を目指してください。