元の記事:1月2週の作文の書き方です (1158字)
きら kira 2025/01/05 18:35:01 42948
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水曜19時の作文クラスのみなさまへ
明けましておめでとうございます。穏やかな年末年始でしたね。私も、毎年のお節を囲んでのんびりと年越しをいたしました。
元旦から作文の新課題が始まりました。まもなく学校も新学期ですね。
さて、2週目の8日から授業がスタートします。準備をお願いします。
1月2週の作文の書き方です。
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【ベニバナ】 戦後、われわれは戦争の悲惨さを語ってはきましたが、現実的な分析やどのようにすれば戦争を回避できたかという議論はできていないという内容です。最後は平和への強い気持ちでまとめましょう。
★1200文字
〇まず、要約です。
犠牲があるからこそ今の平和があるという考え方は間違っている。同胞たちの死を無駄だと認めないのは、人間の愚かさを糊塗することに他ならない。戦後、各論として名誉の破片を拾う本は沢山出たが、究極の責任を問う史書はまだ出ていない。なぜ戦争が起こりどうすれば戦争をなくすことができるのかという研究は、いまだ十分に行われていない。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「戦争の反省として、悲惨さを忘れないように語り継いでいくことは大切だ。」
◎ 体験実例
みなさんも、戦争を体験した高齢の人たちのお話を聞いたことがあるでしょう。また、戦争の悲惨さを伝える映画を観たり、本を読んだりしたことがあるでしょう。自分では体験できないけれど、悲しみを共有することで、二度と戦争を起こしてはいけないと思えます。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「一方、どうしたら戦争にならないかを論理的に考え、対策を立てることも大切だ。」」
★昔話実例 社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)たとえば「さるかに合戦」では、悪いサルをこらしめるために、カニの子どもと仲間たちが相談して作戦を立てたからうまくいきました。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、過去の戦争を反省することも戦争を回避するための対策を立てることもどちらも大事だ。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。』という名言もあるように、私たちが平和を求める強い気持ちを持ち続けることである。」
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よろしくお願いいたします。質問はいつでもどうぞ。
きら