元の記事:無題 (503字)
ゆうと aetoku 2025/01/13 22:28:12 43287
3 
現代の豊かな社会では、衣食住が充実し、生活の質が向上しています。衣服は快適で安価に手に入り、さらに、情報通信技術の進化により、インターネットやスマートフォンを通じて世界中の情報に瞬時にアクセス可能となり、教育の機会も広がっています。医療の進歩で多くの病気が治療可能となった。娯楽も映画、音楽、ゲームなど多彩な選択肢があり、交通手段の発達で国内外への移動が手軽になりました。このように、物質的・精神的豊かさが広がる一方で、環境問題や格差といった課題も依然として存在しています。
確かに豊かであるのはよいことだ。飢えや寒さに苦しまないことは人間が幸福に暮らすための最初の条件だ。まず、食べるものや飲むものがないと生きていくことができない。
しかし、物がゆたかであるだけでは充分ではない。物とは違う心の豊かさもまた必要だ。昔話に出てくる桃太郎が退治した鬼は、確かに豊かな暮らしをしていたかもしれない。しかし、キビダンゴ一つで桃太郎についていった犬や猿やキジの方が、心は豊かだっただろう
物の豊かさも心の豊かさも、どちらも大切だ。しかし何よりも大事なことは、そういう豊かな社会を、自分たちがこれから作っていくということだ