元の記事:2月1週の作文の書き方です (1746字)
きら kira 2025/01/29 10:17:40 43914
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月曜20時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。いよいよ二月に入ります。節分、ちょうど邪気を祓う、健康に気を付ける時期になりますね。私も骨折から復活したので、2月から水泳を再開する予定です。
作文の課題も、残すところ二か月で総仕上げです。字数にもチャレンジしていきましょう。家族から聞いたお話に加えて、本で読んだことや旅行や見学したこと、こういったことも対話して思い出すことが多いと思います。
2月から、6年生のあかりちゃんが参加してくれます。楽しい作文にしていきましょうね。
2月1週の作文の書き方です。
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【ヘチマ】「緊張したこと」です。
★ 1200字以上
〇書き出しの結びをするために、書き出しも工夫しておおきましょう。
◎ 体験実例
初めてのことにチャレンジする時、大勢の前に立った時、大ピンチに陥った時、さまざまなときに人は緊張します。緊張すると、いつもの力が出せないし、手足がふるえたりしていやなものです。けれども、その緊張感を乗り越えるとさわやかな喜びがあると思います。自分自身の、緊張したけれどおまじないをして乗り切ったというような体験を書いてみましょう。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
ご両親からも同じような体験を聞いてみましょう。また、有名人(スポーツ選手など)の緊張感との向き合い方を書くのも面白いですね。緊張感を味方につけるという人もいそうです。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
自分の心情で使ってみたいですね。
★ことわざの引用
「案ずるより産むがやすし」「弓張らずんば鳴らず」などが使えそうです。
★ 一般化の主題 最後は、「人間にとって緊張感とは……」とまとめましょう。
緊張感を持つことでかえって力が発揮できることもあります。緊張をのり越えることで成長できますね。
★書き出しの場面にもう一度戻ってしめくくります。
【メギ】親からの愛情ある躾の大切さを述べています。
★1200字以上
〇まず「要約」です。「子供が本能や感情で動くときに、早くから、親がきちんと、教育面で、子供の時間というものを躾として教えるわけです。」「子供の人間形成の大事な点は、人間的な愛情です。」「経済的に貧しくても、温かい家族的な愛情のある家というのは幸福です。そこからいい人間性が育ちます。ちゃんとした人物が出てくるのではないでしょうか。」★文末は常体に。
★是非の主題 ここから「愛情ある親からのしつけは大切だ」という主題をあげて、理由を考えます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
★ 複数の理由一
「第一の理由は、子供は親からの愛情ある根気強い躾によって善悪を判断する力を身につけるからだ。」
◎ 体験実例
みなさんも、小さいころから「これだけはきちんとしなさい」と言われ続けたものがあるでしょう。あいさつはきちんと。身の回りの整理整頓。うるさいなと思ったこともあるけれど、今は感謝しているといったことです。
●第三段落は「第二の理由は、親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。」愛情を受けると信頼ができ、相手への思いやりもうまれます。
★データ実例・長文実例 数字や固有名詞がわかるようなデータを入れて説得力のある文章を書く練習です。
親子で本音を話しているかのアンケートなどが使えそうです。
●第四段落
★ 反対意見への理解「確かに子供にはそれぞれ生まれながらに持っている素質というものもあるだろう。」と反対意見に理解をしめします。
つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、「『ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。』という言葉があるように、親の愛情ある躾がなければ子供は立派な成長を遂げることはできない。」
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よろしくお願いいたします。
きら