元の記事:ヘチマ2.3ヨーロッパにおけるリンゴの (912字)
りょうたろう akinui 2025/02/14 21:57:55 44709
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一段落
欧米のリンゴは大衆の中で育ち、日本は高級化の道を進んでいった。リンゴの袋は害虫除けだったが害虫が少なくなった今でも色をよくするために袋を掛けている。中身よりも外観を重視する日本人は軌道修正が必要。
二段落
僕はクリスマスにiPhoneを買ってもらった。そのiPhoneは頑丈なケースに入っていた。色は白色だった。箱の表にはiPhoneの写真がきれいに印刷されていた。よく見るとiPhoneの形に紙が凸凹していた。中はコードなどがきれいに詰め込まれていた。僕はその箱を見て高級そうな箱だな、と思った。電気製品なのである程度衝撃に耐えられるような固めの段ボールに包むのは分かるが、こんなに高級そうな箱に包むのはなぜだろう。それはiPhoneのケースを手に取ったときのワクワク感なのかもしれない。外装と言うのは商品を守る為だけではなく、商品の価値を高めるための方が大きいだろう。iPhoneは高いので外観によって高く思わせ、買ってよかったと思わせる効果がある。外観をよくすることでそのものに対しての価値が高まる。
三段落
母は毎週生協の宅配便を頼んでいる。野菜や果物は訳アリの物を買っている。みかんだと傷やすれがあるが値段が安い。ニンジンは細かったり、キュウリは曲がっていたりする。母が毎日訳アリのものを使っているといったので僕は気付かなかったので驚いた。普通のものと味が全く変わらなかったからだ。僕は訳アリのものは売られる以外にどうされるのかを調べてみた。すると訳アリ品のほとんどが捨てられてしまっているとかいていたので驚いた。だが出来るだけ捨てられるものを減らそうとジュースにしたり、カット野菜にしているそうだ。僕は見た目が良くないものはみんな買わないから安いのだな、と思った。しかし僕は、野菜は切って料理にするので見た目関係ないのに、と思った。見た目にこだわる必要はない。人は中身ではなく、見た目が重視されている。
四段落
「花より団子」ということわざがあるように、たしかに外観よりも中身の方が重視されている。だが物によっては、外観によって中身の価値が高まることもある。だから僕は、見た目だけにこだわらずに生活していきたい。