3月8日(土)3.2週の作文クラスの授業
★授業の前に、読書記録と予習メモを入れておきましょう。
前回の作文テストは、みんなよくがんばりました。
「項目マークを入れる」ということを先生が詳しく説明しなかったために、項目マークが入っていない人が、ほぼ全員でした(笑)。
でも、内容的には、みんなよく考えて書いていました。
★読書に関する面白いデータです。
本をよく読んでいる生徒は、勉強時間が短くても成績が上がる。
本を読んでいない生徒は、長時間勉強しないと成績が上がらない。
川島教授が調査したのは、一般的な本ですが、説明文意見文の本であれば、もっと大きな差が出てきます。
更に、読書よりも、作文の方が効果があります。
要するに、勉強は成績を上げるだけですが、読書と作文は頭をよくするということです。
頭をよくするために頑張っていきましょう。
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川島 いまは仙台市の教育委員会と学術協定を結んでいて、市内の公立小中学校に通う7万人強の子供たちの学力データを10年近くにわたって追跡調査していましてね。そこからも読書習慣を持っている子の学力が明らかに高いというデータを得ているんです。
脳の測定をさせてもらうと、読書習慣を持っている子は脳の発達がとてもいい。大脳の言語半球の神経線維しんけいせんいという電線の連絡する部分、ここの発達がすごくよくなっていることが分かりました。
土屋 読書の効果が脳にもはっきりと現れているわけですね。
川島 そうなんです。実際にどれだけ学力に差があるかと言いますと、読書を全まったくしない子が平均点を超えるには、家で毎日2時間勉強して、かつ睡眠を6時間から8時間キチッととらなければなりません。ところが読書を毎日する子たちは、家での勉強時間が1時間もあれば十分で、あとはちゃんと睡眠さえとっていれば平均点を軽く超えるんです。さらに、毎日1時間以上読書する子たちは、宿題さえちゃんとしていれば、あとは適切な睡眠時間が確保されると楽々平均点を超える。それくらい、激烈な学力の差が生まれることが分かったんです。
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https://magazine.chichi.co.jp/articles/5698366208/