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ゆうと aetoku 2025/03/09 22:52:03 45779
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学童の遊びは想像力や抽象思考力を伴い、多彩なものとなる。低学年では「ごっこ遊び」が盛んで、子どもは本気で別の人物になりきり、冒険心を育む。友人と遊ぶことで強い絆が生まれ、将来の交友や対人関係の基盤となる。ボール遊びなどは幼いころから行われるが、高学年になるとルールを守るチームプレーの形をとる。ピアジェはルールの認識を三段階に分類し、最初は遊びの一部、次に絶対的なもの、最後に協定として理解するようになる。十一~十二歳でこの段階に至り、大人の思考に近づく。遊びを通じて社会的ルールを学び、倫理観や協力の大切さを理解する。また、創造的活動へと発展し、物語を作る子どももいる。想像力や感受性が育ち、詩的素質を示す子も多い。この力は新しい精神の世界を生み出す基礎となるため、大人は妨げず、むしろ学ぶ姿勢が大切である。国語教育や作文の授業は、その発達を支える重要な役割を持つ。
子供時代の遊びから得るものは多い。
しかし、勉強しなければ身につかないものもある。」たぶん昔話の桃太郎も、遊んでばかりいたのではなく、おじいさん、おばあさんから読み書きそろばんの教育を受けたからこそ犬、猿、キジを統率して鬼退治をすることができたのだ。
確かに、子供時代には、遊ぶことも勉強することもどちらも大切だ。しかし、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言もあるように一番大切なのは子供時代にしかできないことをたっぷりとしておくことである