元の記事:4月1週の作文の書き方です (1994字)
きら kira 2025/03/28 20:03:30 46511
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月曜19時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。春休み、いかがお過ごしでしょうか。
これより、新学期のお知らせとなります。4月7日は、新しい課題での初めての作文です。どの学年も「題名の課題」です。身近な体験から書いていきましょう。
テーマについて、ご家庭で対話する時間をとってみてください。よろしくお願いいたします。
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【タラ】「いたずらをしたこと」です。
いたずらをするとしかられるので、やったことがないという人もいるかもしれません。だれかをおどろかせたことはありませんか。また、ちょっと笑ってもらえるようなおもしろいことを思い出してみましょう。お父さんやお母さんの思い出のお話を聞くと、自分も思い出せるかもしれません。さいごは、いたずらをすることについて、こっそり思っていることでまとめてみましょう。
今学期、がんばる項目は
★ 書き出しの工夫
書き出しに、会話、色、音、情景を入れて、読み手を引きつけるような効果を出します。
例:「わっ。」と、ぼくはとつぜん飛び出した。
★ 自分だけがしたこと
みんなと同じことを書くのではなく、自分だけがしたこと、初めてしたこと、人一倍がんばったこと、がんばったけれど失敗したことなどを書く
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 心の中で思ったこと
口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。作文に書かなければ誰にも言うことのなかったはずの感想なので、かなり個人的、個性的な内容になるはずです。
【マキ】「あだなはよいか」というテーマの意見文です。
◎別便で送った構成の型にあてはめてみましょう。
今回はもとになる長文のない題名課題ですので、
●一段落目は「あだな」に関する身近な話題で導入の文章を書いて、段落のいちばん最後に「あだ名は良いと思う」という主題(意見)をあげます。もちろん「あだ名は良くないと思う」の立場で書いてもかまいません。その場合は、全体的に暗い論調にならないようにしましょう。物ごとのいい面を発掘する意味で肯定意見で書くのがおすすめです。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。★ 複数の理由一
「第一の理由として、あだなによって親しみが増すことがあるからである」そのあと自分の体験例などを具体的に。★ 体験実例
●第三段落は「第二の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
「あだ名はとても印象に残るからだ」お父さんお母さんは、小さいころの友達について、あだ名ならたくさん記憶があるのではないでしょうか。
●第四段落 まず、「あだ名にもよくない点はある」と反対意見に理解をしめします。本人がいやがっているあだ名はいけませんね。★ 反対意見への理解
つぎに「しかし」と展開して、再度「あだ名は良いと思う」と結論します。★ 是非の主題
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。慣れるまではヒントなど参考に、課題フォルダの巻末の名言集から探しましょう。もちろん、自分で調べた名言でもいいです。
◎★ががんばる項目ですが、最初から全部できないてもかまいません。構成を意識して書いてみましょう。
【ヤマブキ】「長所と短所」というテーマで、総合化のまとめ方をします。
◎別便で送った構成の型にあてはめてみましょう。
今回はもとになる長文のない題名課題ですので、
●第一段落目は、話題作りの文章を自分で作ります。長所短所にまつわる身近な話で、だれにも長所と短所があるといった文章です。
●二段落目は「長所 短所」ということから導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。★ 複数の意見一
「長所を伸ばすことは大切だ」そして自分の体験実例をくわしく。長所に気づいて楽しく発揮したお話しです。★ 体験実例
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「短所を直していくことも大切だ。」こちらにも具体的な裏付けを。短所克服は実力アップの近道ですね。
●第四段落 いよいよ総合化のまとめです。★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「たしかに、長所を伸ばすことも短所を改めることも大切だ。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、最も大切なことは自分を成長させることだ」など、高い次元の意見でまとめてみましょう。
◎理由を述べる書き方から、がらっと変わるので慣れないと思いますが、がんばりましょう。
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質問はいつでもお待ちしております。
きら