「川は生きている」の感想文予習シート
 本を読んだあと、似た話を考え、お父さんやお母さんにも取材し、▼の部分にメモを書いて来ましょう。
 メモを書くところは、予習シートにかぎらず、本のどの部分を選んでもかまいません。自由にメモをしてきてください。



■あらすじ
 日本人の水の治め方は、世界でも非常にすぐれたものだった。
 母なる日本の川は、私たちの祖先が作り、育ててきたものだ。
 森林は水をたくわえ、徐々に徐々にはきだしてくれる。
 森林や水田をつぶしてきたため、最近では、水害がひどくなり、水が足りなくなっている。
 さまざまな犠牲(ぎせい)を払って作られたダムを守ってくれるのも森林である。
 自然とつきあうには、人間の都合ばかりを押し通すわけにはいかない。
 川と私たちの生活の結びつきを、もう一度じっくり考えてみる必要がある。

□本の引用(1)
 日本は山がけわしく、川も短くて急です。雨が降ると水は洪水になっていっきに海へ走り、あとはたちまちかわいてしまう川です。(P20) 私がこの本を読んで、まず印象に残ったのは、滝のようなあばれ川を日本人が上手に治めて文化を築いてきたというところです。
▼似た話(1)
 私の家の近くには小さな川が流れています。祖母に聞いた話によると……。





□本の引用(2)
 また、私はこの本を読んで、川を守るために森林が大切な役割を果たしているということを知りました。
 昭和三十九年の夏、東京は大かんばつに見まわれました。東京も水がめと言われる小河内(おごうち)ダムも干上がってしまいました。しかし、その日照り続きの中でも、ダムのまわりの山々からは日に三十万トンの水が毎日はきだされ、人々の飲み水をまかなってくれました。(P59)
▼似た話(2)
 私は、この前、家族でハイキングをしました。うっそうと茂る木々の中を歩いているとき、湧き水を見つけました。……。




□本の引用(3)
 もう一つ心に残ったことは、今、都市を流れている川は、薬品や油や洗剤などが混ざったごみによって痛みつけられているということです。
 むかし、日本人が水と仲よく暮らしていた時代には、日本人はごみというものをほとんど出しませんでした。そして、川もゆっくり流れ、水をきれいにする力を持っていました。しかし、今の川はコンクリートですべり台のように流され、水をきれいにする力はすっかり弱ってしまったのです。(P113-117)
▼似た話(3)

 父は、昔、川の清掃のボランティアに参加したことがあるそうです。そのとき、……。

 私は、那須にキャンプに行き、川遊びをしました。その川は……。


▼想像した話
 もし、私たちが川の役割を知り、もっと川を大切にしたら……。



▼全体の感想
 川というものは、人間にとって、ただの……ではなく……です。


 私は、この本を読んで、普段、あたりまえのように使っている水がいかに貴重であるかがよくわかりました。昔の人たちが川を治めるために積み重ねてきた努力を無駄にしないように……。




▼その他の自由なメモ