「道は生きている」の感想文予習シート
本を読んだあと、似た話を考え、お父さんやお母さんにも取材し、▼の部分にメモを書いて来ましょう。
メモを書くところは、予習シートにかぎらず、本のどの部分を選んでもかまいません。自由にメモをしてきてください。
「道は生きている」
■あらすじ
日本のすばらしい道は、気の遠くなるような長い年月をかけて人々にふみかためられ、手入れをされ、利用されながら育てられてきた。
川の水は、山奥と下流の平野とを結ぶ道でもあり、また、都市と農村とを結ぶ道でもあった。
おまいりの道は、伊勢、長野、四国など、日本中いたるところにあった。
道は、人間が、そこで働くための場所、物をつくりだすための場所でもあった。
道と道とのであうところは、都市のはじまりの場所だった。
川に橋をかけたり、山にトンネルを作ったりするのは命がけだった。
道は、世の中のうつりかわりを見つづけてきた目撃者である。
自動車が走るようになってから、道はすっかり変わってしまった。
世界中の人たちが、人間の道をとりもどすため苦心している。
□本の引用(1)
やけつくような暑い日ざしのま夏には、並木のこずえはすずしい木かげをつくりだしてくれました。雨がふれば、雨やどりの場所になりました。(P31) 私がこの本を読んで、まず印象に残ったのは、並木道が旅人たちをやさしくたすけてくれたというところです
▼似た話(1)
私は、去年の夏休み、友達といっしょに公園で遊んでいました。その日はとても暑い日で、……。
□本の引用(2)
また、私はこの本を読んで、むかしの人たちにとって、何年かに一度、あるいは一生に一度のおまいりの旅が大きな楽しみだったということを知りました。
おまいりの旅はこのように、むかしの人たちにとっては最大のレジャーだったのです。いまの海外旅行のようにあこがれのまとでした。(P81)
▼似た話(2)
私は、家族で日光に行ったことがあります。そのとき、くねくねとしたいろは坂を車で登りました。父の話では……。
□本の引用(3)
もう一つ心に残ったのは、たった一人でくさり戸の大岩にトンネルをほろうと決心した禅海というおぼうさんの話です。禅海の熱意が村の人たちの気持ちを動かし、最後はみんなで協力してトンネルを完成させたというところに感動しました。
そしてある日のことです。まっ暗な岩あなに、とつぜん光がさしこみました。トンネルがぬけたのです。岩にぽっかりとあながあき、山国川の流れが、むこう側に見えました。それは、禅海がほりはじめてから三十年目のことでした。(p150)
▼似た話(3)
この前、海岸のゴミ拾いのボランティアに参加しました。砂浜にはたくさんのゴミが落ちていて、最初は本当にきれいになるのかなあと途方に暮れてしましました。でも、……。
▼想像した話
もし、今、自動車がなかったら……。
▼全体の感想
道とは、人間にとって、単に……ではなく、……です。
私は、この本を読んで、私たちが普段通っている道にも長い歴史があり、昔の人たちのさまざまな思いが刻まれているのだとわかりました。そして、その昔の人たちの思いを未来につなげていくことが大切だと思いました。