作文が得意な子は、家庭で教えて嫌いになるよりも実績のある専科指導で
幼児のころから絵本が好きで自分で文章のようなものを書く子がいます。すると、お母さんはそれを見て、もっと上手に作文を書けるようにしたいと思い、文章の書き方を教え始めることがあります。
しかし、最初のうちお母さんに教えられて喜んで書いていた子も、途中からだんだん作文を書くことをしぶるようになることがあります。それは、お母さんがつい熱心に教えすぎてしまうからです。
素直な子は、それでもしばらくは黙ってお母さんの言うとおりについてきます。しかし、そういう勉強は長続きしません。作文が得意な子ほど、教えすぎない教え方が大事なのです。
言葉の森では、小学生から作文の勉強を始めて、高校生まで続けている子がたくさんいます。それは、教えすぎない独自のコツが指導の中にあるからです。
作文の苦手な子でも、言葉の森の事前指導法なら書くことに自信がつく
小学生の間に、作文を書くのが苦手で嫌いになる子がいます。それは、多くの場合、低学年のときせっかく書いた作文を赤ペンでびっしり直されてがっかりするようなことがあったからです。
そういう子は、言葉の森の勉強を始めるときも、最初は緊張して先生の電話の説明を聞きます。しかし、何をどう書けばいいかというわかりやすい説明を聞くと、すぐに楽に書けるようになります。
子供の作文は、書いたあと、できるだけ注意しないことが大切です。作文は作文の上で直しても上手にはなりません。読む力をつけることが書く力をつけることにつながります。
苦手な子は、注意して直されることによってますます苦手になります。言葉の森の事前指導があれば、褒めることで作文を書く力がついてくるのです。
月1回や隔週1回の密度の薄い勉強ではなく、毎週の電話がある作文指導
今の子供たちは、1週間の間に多くの習い事をしていることがあります。そこに、新たに作文の勉強も始めようとなると、月に1、2回の勉強の方が負担がなくてやりやすいのではないかと思いがちです。
ところが、子供の学校生活は1週間のサイクルで動いています。だから、月に1回や2回の勉強だとかえって生活習慣になりにくくなります。
生活習慣にならないと、作文の勉強の開始を毎回お母さんが言わなければなりません。言われてやる勉強は更に心理的な負担が大きくなってきます。
子供の作文力をつけるなら、最初から本格的に取り組み、毎週の勉強開始も電話指導を合図に始められるようなものにしていく必要があるのです。
ほかの塾や通信の作文講座では続けられなくても、言葉の森なら毎週書ける
学習塾で作文講座を行うところも増えています。授業で作文の書き方などを教えてもらうと、最初は新鮮な気持ちで勉強できますが、個別のアドバイスがないことが多いので次第に飽きてきます。
また、上手に書けた生徒の作文をプリントして渡すところもよくありますが、その後の指導がないことが多いため、選ばれなかった子がただ自信をなくすだけになることもあるのです。
言葉の森の作文指導は、それぞれの子に具体的な書き方を指示し、その指示に応じてその子の書いた作文を評価します。だから、直すことよりも褒めることが勉強の中心になります。
子供にとっては、勉強の努力する方向がわかり、努力したことが報われる作文指導なので、だれでも意欲的に取り組めるようになるのです。
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