講師の声「教えること以上に学ぶことも多い」

　自分の子供に作文の勉強をさせたくて、このお仕事を始めました。最初は、自分の子供が相手だと、感情的になってうまく教えられないのではないかという不安があったのですが、指導の内容やその教え方がくわしく説明されているので、指導経験のない私でも安心して教えることができました。事前にポイントだけを説明し、書き上げた作文については、なるべくほめるようにがんばっています。ほめ方のコツもわかってきて、笑顔で子供に接する時間が多くなったような気がします。（３０代女性）

　小２の娘がいます。これまで、通信講座で作文を勉強していました。その講座は、ほとんどがドリル形式になっていて、これで力がつくのかと疑問に思っていたところ、こちらのプロジェクトを知り、自分も講師の資格を取りたくて、思い切って受験しました。試験は、テキストを見ながらできるので、じっくり読みながらやれば合格できる内容です。合格後は、娘と娘の友達に教えています。自習もやることが決まっているので、取り組みやすいようです。すらすらと暗唱している二人を見ていると、子供の力はすごいなあと思います。今のところ、作文も意欲的に書いています。これから少しずつ生徒を増やしていきたいと思っています。（４０代女性）

　定年後に何かできる仕事はないかとネットサーフィンをやっていて、森林プロジェクトのことを知った。文章を書くことには興味があったので、応募したところ、テキストの量にやや圧倒されつつも読んでいくうちに作文指導のコツがつかめた感覚を得た。資格試験に合格をいただき、これから近所の子供たちを相手に教室を開くところである。妻も手伝いたいと言っている。このような取り組みがあることをもっと多くの人に知っていただきたい。（６０代男性）

　以前は塾で英語を教えていましたが、出産を機にその塾を退職しました。子供が幼稚園に通う年齢になり、自宅でできる添削の仕事を探していたのですが、言葉の森さんで、通学教室の講師を募集していることを知り、すぐに応募しました。もともと人と接することが好きなので、とても楽しく仕事をさせていただいております。もちろん、作文を教えるのは初めてでしたが、懇切丁寧な虎の巻（？）があり、また、facebookなどを通じて気軽に質問ができるので、授業をしていて困ったことはありません。子供たちの個性を伸ばしてあげられる素晴らしいお仕事だと思います。（２０代女性）

　もともとは、経済的な理由から、こちらのプロジェクトに参加しました。（小５、小３、小２の子供がいるので、塾や通信講座ですとかなりお高くなってしまいます。）講師資格を取得する金額を含めても、かなりお安く子供たちに作文の勉強をさせることができます。もちろん、生徒募集をすれば、十分に在宅の仕事として成り立ちます。今のところは、自分の子供たちだけを教えていますが、「けじめはしっかり、授業は易しく楽しく」をモットーにやっているので、子供たちも面白いと言ってくれています。私自身の勉強にもなり、もっとたくさんの子供たちを集めて作文教室を開く自信がついてきました。（４０代女性）

　自分で、自分の子供に作文を教えてみて、いちばんよかったと思うのは、家族で真剣に話をする時間が増えたことです。毎週の作文の課題について、夫や私の思い出話に花が咲くこともしばしばあります。このような家族の対話の積み重ねるが、子供にとって、大切な糧になるのではないかと感じています。自分が講師資格を取得しなかったら、子供の勉強に、これほど楽しく関わることはなかったでしょう。子育てをしながら、これからの自分の仕事としてのキャリアを積んでいかれることもうれしく思っています。（３０代女性）