港南台の通学教室のクリスマス会、と言っても、ただちょっと話をしてプレゼントを渡すだけですが、そこで、今回は絵を描く練習をしました。
冬にちなんだ歌を流して、その歌の情景を絵で描くという練習です。
普段の作文は、字を書くことが中心なので、どうしても左脳的になります。
理路整然と書くことは大事なのですが、作文のもう一つの生命は創造性があることです。
創造性には、たとえやダジャレや自作名言のように言葉を使ったものもありますが、言葉以外の要素も意外と重要です。
その言葉以外の要素の一つが絵を描くことです。
構想図を書くというのは、字を書くことと絵を描くことの中間ぐらいの位置にあります。
原稿用紙のマス目に埋めたり、箇条書きに書いたりするだけでは、どうしても脱線しにくいものですが、構想図のような散らし書き風の書き方をすると、発想が自由に脱線します。
この脱線が創造性なのです。
今回、子供たちに絵を描かせてみて、みんな短時間でしっかり描けることに驚きました。
そして、クリスマス会では、その絵に俳句を書くことにしました。
これも、どの子もすぐに理解してすらすらと書いていました。
絵を描いたり俳句を書いたりという勉強らしくないことに、すぐに対応して取り組める子供たちに、ちょっとたくましさを感じました。
これからもこういう柔軟性を持ち続けていってほしいと思いました。
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
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「評価」と言っていいのかどうかわかりませんが、作文の評価の一つは、面白いことです。
誤字がないとか、まともに書いてあるとかということも大事ですが、魅力はその子らしい個性の感じられる面白さがあるかどうかです。
だから、どんなこともすぐに楽しめるというのは、一種の能力ではないかと思いました。
子供たちを連れてキャンプに行くと、普段教室で言うことを聞かないような子ほど、がんばっていろいろなことをしてくれるのです。
学校の中で勉強をしているだけでは、真面目に勉強する子がいい子のように思ってしまいますが、社会に出てからの基準はまた違います。
勉強的なことがちゃんとできるだけでなく、勉強的でないことも楽しめるというのが、人間像の目標になると思いました。
どの生徒もすぐに絵を描き始めたところがすごいなあと思いました。
(絵心はないけど、面白俳句作りは大好きな私は、半右脳ということでしょうか。もっと右脳を鍛えたいと思います。)
絵を描いて、俳句を書く、さすがですね。今度やってみます。(^^♪
絵で表現すると、自由自在、構造図もひろがりそうですね。
勉強も遊び感覚にできると楽しいですね。これはいいアイディアです。
勉強だと構えずに、遊びから入っていくと、楽しんで学べますね。
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