作文の勉強をする意義として、入試に作文が増えてきたからという考えがあります。
しかし、それは作文を勉強する意義としては表面的なことです。
入試に作文が出てきたのは、作文力読書力というものが真の学力を表していると考えられてきたためです。
だから、作文力をつけるには、読書力、対話力、思考力を総合的につけていく必要があります。
その点で、作文は勉強の集大成とも言えるものです。
しかし、言葉の森は作文の意義をそれ以上に創造的な学力を育てる勉強として考えてきました。
そのための方法は、構成、題材、表現、主題の4つの分野にわたって自分らしい書き方を心がけていくことです。
よく、「書くことが好きになる」と言いますが、作文の何が楽しいのかといえば、この創造するという面が楽しいのです。
作文によって創造の楽しさを感じた子供たちは、将来社会に出て仕事や研究をするようになったとき、やはり自分の持ち場で創造的なものを作り出していくと思います。
▽「創造性教育試案」
https://www.mori7.com/index.php?e=2768
今年の読書作文キャンプも、子供たちができるだけ自由に創造性を発揮できるように企画していきたいと思います。
遊びでも、勉強でも、大人がお膳立てしたものを受け身で楽しむようなものではなく、自分で自由に工夫してやるようなものにしていきたいと思っています。
https://www.mori7.com/stg/
233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9
●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
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創造性が大事だということは誰でもよく言いますが、その定義は実はあまりはっきりしていません。
だから、創造性という言葉は、内容のないただの飾りのようなものとして使われていることが多いのです。
その創造性教育を内容のあるものとするのが、作文教育です。
今、森リンを修理しているため森リン大賞を発表していませんが、早くこれを直して、今度は、森リン大賞以外に、創造作文大賞のようなものも作っていきたいと思っています。
ここには、例えば、小学校低学年の子でも、ユニークなたとえや実例や感想を書けば、その創造性を評価するという仕組みです。
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