受験作文で、体験実例を入れるケースがあります。
特に、公立中高一貫校の受験では、具体的な自分の体験を入れることがよく求められます。
なぜかと言うと、これまでの大学入試の小論文の模範解答などのように説明と意見だけで書いてしまうと、小学生の場合は、どれも似たような文章になってしまうからです。
だから、模範解答的な文章を書くのではなく、自分の体験の裏付けを生かしながら書くという形で作文試験が出されるようになっているのです。
しかし、ここで大事なことは、誰でもよくあるような一般的な体験実例を書くのではなく、実例の内容そのものに価値があるような書き方を工夫することです。
それが、個性・挑戦・感動・共感のある体験実例です。
しかし、試験の本番で、作文の課題に合わせてそのような価値ある体験を見つけるということなかなかできません。
そこで、あらかじめ自分の過去の体験の中で使えそうなものを見つけておくことが大事になります。
ところが、この個性・挑戦・感動・共感があるような体験というものは、子供だけではなかなか見つけることができません。
子供が作文の課題の準備をするときに、親が、価値ある体験を一緒に考えてあげるといいのです。
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人間は、自分のよさというのは意外とわからないものです。
身近な他人に指摘されて、初めてわかるということがあります。
受験作文の準備をするときの体験実例は、自分で考えるだけでなく、親子で価値ある過去の実例を探すようにしていくといいのです。
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