これまでの全記事
ネットを活用した参加型の教育を広げる――平成30年の抱負  2018年1月3日  No.3125
ホームページの記事は→3125


 私がいつも思っているのは、日本をよりよい国にしたいということです。
 それを、主に作文を中心とした教育の開発と普及を通して行っていきたいと考えています。

 これからの教育は、(1)実力を育てる教育、(2)家庭に根ざした教育、(3)文化を高める教育、(4)創造を生み出す教育になると思います。

 これらはそれぞれ、現代の、(1)勝敗を基準にした教育、{2)教える専門家に任せる教育、(3)点数を目的とした教育、(4)競争に勝つための教育と対比して考えたものです。

 この理想とする教育を進めるための方法として生かしていきたいと思うのは、第一に35年間の作文指導の蓄積、第二にオンラインツールの活用、第三に講師・父母・生徒・HPやFB読者の交流です。

 具体的には、これが今年の目標になりますが、
1,生徒どうしの発表交流の充実、
2,講師・保護者の定期的な懇談会交流の企画、
3,森プロメンバーの研修交流の企画、
4,寺子屋オンライン企画である、思考発表クラブ、自主学習クラス、オンライン作文コース、読書作文キャンプの充実、
などです。

 これらの目標について、言葉の森の長所や独自性を発揮できると思うのは次のようなことです。
 第一に、言葉の森の講師・父母・生徒・読者に人間性の高い人が多いと思うことです。
 第二に、ウェブ会議室を活用した参加型のオンライン教育ができることです。
 第三に、講師間、講師生徒父母間、Facebookグループなどで、生きたつながりができる条件があることです。
 第四に、森林プロジェクト、森リン、作文検定、暗唱検定など、独自の組織やシステムがあることです。

 そこで、平成30年(2018年)の方針をひとことで言うと、「ネットを活用した参加型の創造性教育を広げる」ということになります。

 ネットを活用するので、海外にいる日本の子供たちの教育も、国内と同じようにカバーできます。
 海外の教育に関して最近大きな進歩があったのが、仮想通貨を使った決済ができるようになったことです。

 しかし、仮想通貨はまだ発展途上で、第一世代のビットコイン、第二世代のイーサリアムに続いて、第三世代の通貨がいろいろな形で実験されている途中です。

 言葉の森も、オリジナル仮想通貨でやりとりをすることを考えていましたが、実際にやってみると、まだウォレットの準備を通貨ごとに行わなければならないなど、不便な点が多いことがわかりました。

 だから、しばらくは、ブロックチェーンを使わない仮想通貨システムでやっていく予定です。

 それでは、今年もよろしくお願いいたします。


233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
言葉の森のビジョン(51) 帰国子女(12) 

 コメント欄

森川林 20180103 1 
 年末からいろいろ考え事をしていたら、いつの間にか、もう3日になっていました(笑)。・
 そこで、今日は、今年の抱負を書きました。
 海外の決済に仮想通貨が使えることがわかったので、今年は海外の生徒指導をもっと盛んにする予定です。
 しかし、当面は時差の少ない東南アジアが中心です。
 海外で森林プロジェクトをする人が増えたら、海外の範囲をもっと広げていきたいと思っています。


nane 20180103 1 
 今年のテーマは、オンラインを活用した参加型の創造性教育の開発と普及です。
 2、3年後は、オリジナル仮想通貨でICOを行う予定です。
 おすすめです(笑)。

コメントフォーム

ネットを活用した参加型の教育を広げる――平成30年の抱負 森川林 20180103 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」