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アジサイ の広場
あもい 中2
 心は不思議なものだ。ものと言っても、実際は、存在していない。しかし、
人間なら誰でももっている。『人の心を読めるようにしなさい』と、よく言う
がどういうことなのだろうか?心はどのような働きをしているのだろうか?ま
た、人間にとってどのような役割を果たしているのだろうか?
 
 確かに、共同生活をするにあたっては、「心」は重要な役割をしているよう
に思う。自分の意志と相手の意志とを混ぜ合わせて達成させることを最も重要
とする共同生活。相手の心、相手が今、何を思っているのか?と、いうことが
わからなければ意味がない。私の学校には入学式の直後、軽井沢にて、「オリ
エンテーション合宿」という企画がある。学校の教育方針、勉強の仕方等の講
議はもちろんのことだが、クラス分けに関係なく割りふられた部屋で、与えら
れた課題を班全員でこなす。その中で意気投合した人がいれば、「親友」とな
るし、またささいなもめ事が発展して、喧嘩になることも少なくない。私の心
には小学生の時からの深い傷がある。幼稚園の頃からの友達にひどい事を言わ
れた。それを知った担任の先生が、その友達に言った。「身体についた傷はお
医者様に見てもらえば治るけど、心についた傷はどんなことをしても、どんな
に後悔しても、どんなに謝っても、元通りにはならないのよ。」と。先生の言
う通り、身体は心と違い存在している。また、身体は人間なら誰でももってい
る。
 
 人の心を読むということはかなり難しい。精神的に大人でないと相手の心を
つかめないと思う。相手の気持ちを理解する…相手の立場にたって考えれば難
しいことではない。心は感情を表す、という人間にとって一番重要な仕事をか
かえている。快、不快、喜怒哀楽などの感情を豊かに使いこなす。やっぱり、
人間にはかかせない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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