| ソクラテス |
| エンジュ | の | 泉 | の広場 |
| 亜耶 | / | ちて | 小5 |
| ソクラテスは、おそらく哲学の歴史をつうじてもっとも謎めいた人物だろう |
| 。哲学者は本当の認識を手に入れようといつも心がけている。ソクラテスはそ |
| ういうめったにいない人間だった。哲学者とは自分にはわけのわからないこと |
| がたくさんあることを知っている人、そしてそのことになやむ人だ。彼は思い |
| こみが強くてかたくなでもなかったし、どうでもいいと思ってもいなかった。 |
| ソクラテスは自分は知らないということを知っていただけだ。 |
| 私の友達で、知ったかぶりをする人がいる。私は、この話を読んで知ったか |
| ぶりをしないで、知らないことは、はっきり知らないといったほうがいいと思 |
| った。 |
| 私は、知ったかぶりをしていると、進歩しないので、知らないことは素直に |
| 教えてもらったほうがいいことが分かった。 |