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大人になれない大人
アジサイ の広場
AE86 えや 中3
 現代はアイデンティティ不定の時代といわれている。なぜならば、かつては
、大人になること端的に、個人が自分の属すべき共同体の一員としての資格を
得ることを意味していたからである。近代以前には、子供期と呼ばれるような
次期は存在せず、子供はっみな小さな大人であった。それまでは、子供は生む
に任せ、大した配慮も無く育つに任せていた。したがって、両方の認識は矛盾
するのではなく、同じ一つの事を異なる二つの側面から観察したものと考える
べきなのだ。
 
 確かに今の日本の大人達はまだ大人に成りきっていない気がする。その理由
としてまず思い付いたのは、成人式での態度だ。人が話しをしているのに何食
わぬ顔をして携帯電話を使ったり、話しをしたりetc...
 
 私の考えは、二十歳に成るまでは完全に自立しなくても良いが、二十歳を過
ぎたら完全に自立して欲しいのだ。この世で一番親に頼って生きていく動物だ
と思う。ライオンなどは生まれてちょっとするともう親離れをしていくのであ
る。
 
 最近の親になる人たちも意識が薄い。かなり前になるが、十八歳の親がパチ
ンコ屋で遊んでいたら、子供がクルマの中で死んでいて、その死因を違うもの
として罪から逃れようとしたのだ。全くけしからん。
 
 大人になりきれていない大人というのは、社会のあり方やその親に原因があ
る。その親が甘やかして育てたか、家庭環境が悪かったかのどちらかである。
 
 みなさんも、働いて給料を貰うようになったら「大人になった」という意識
をして下さい。高校生になれば働けます。そうしたら自覚して下さい。そうす
ることで、かなりの人が自立出来るハズです。
 
 おそらく私はそのような大人にはならないでしょう。えっ、理由、親に厳し
く育てられたからねー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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