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人間の態度
イチゴ の広場
玲子 あたゆ 小6
 私の家は自動車がやっと通れるぐらいの路地に面している。都内にはめずら
しく舗装されていず、道ばたには草が生えていた。私自身もコンクリートには
あきあきしていて、道ばたに草が生えている風景を心ひそかに楽しんでいた。
雑草に対する人間の態度は時と場所によってさまざまである。ハイキングに行
けば「緑がいっぱいで気持ちいいわねえ」と喜ぶ人も、自分の庭に出てきた雑
草は血眼で引きぬいてしまう。
 
 確かに外など山登りに出かけた機は「草がいっぱいで気持ちいいね」などと
行っていても、家の庭などに生えている草はすぐに引きぬいてしまう。山に生
えてきた草と、庭に生えてきた草は、どこが違うのだろうか。ただ生えてきた
場所が違うだけでどうしてこんなにも扱い方が違うのだろうか。私が考えたこ
とは、人間は結局自分のことしか考えていず、自分の都合の悪いことはどうに
かしようとするのだ。人間って自分勝手なものだ。
 
 私も同じようなことをしたことがある。何年か前にクラスで草などを育てる
ことになって外に出た時、そのときの6年生が作っていたジャガイモを踏んで
いる人がいたから注意した…。しかしその後実は、私は雑草をおもいきり踏ん
でいたのだ。この様に自分でもやってしまうのだ。
 
 この様に人間は時と場合場所によって物への態度が変わってしまうのだ。こ
れからは態度を変えない様にしたいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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