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氷の大陸
アジサイ の広場
ナズナ あもせ 小5
「○○と鈴木もおれ達の秘密基地の、氷の大陸に来るか?」
 
 私が学校に理沙ちゃんと行く時、クラスメイトの北村君と樋渡君と三溝君が
声をかけてきました。私と理沙ちゃんは声をかけてきた三人についていきまし
た。「ここだ。おれたちの氷の大陸。」
 
 それはなんと鶴ヶ丘八幡宮の観光客がお弁当を食べる所です。私はこんなの
が秘密基地?どこがどう秘密
 
 なんだぁ!?と思いました。
 
 そこは神社のような赤い橋があってそこをわたるとげんぺ池と言うレンゲが
咲き、かもがいる池の上に
 
 浮いているものです。
 
 「うわあきれい。○○ちゃんもおいでよ。この氷きれいだよ。」
 
 理沙ちゃんは私に言いました。
 
 「ちょっと待って、あれ何?」
 
 私は池に浮いた木のいかだみたいなものを見つけました。理沙ちゃんとその
他の男の子はいかだみたいなものにジャンプして乗りました。
 
 最後は私の出番です。
 
 「おいはやくしろ。怖いのか?大丈夫だ。この木で出来たもの、たぶんレン
ゲを切るために使われる舟の港みたいなもんだ。それに、いかだだとしても、
池の底についてるよ。浅いからな・・。」
 
 私は目をつぶってジャンプした。目を開けるとそこには理沙ちゃん達がいた
 
 そして、男の子達が氷を投げて遊んでいた頃の事です。
 
 「すごい。あんなきれいな朝日はじめて。」
 
 理沙ちゃんが空を見上げて言いました。そうです。そこから見る朝日はとて
もきれいなのでした。
 
 私ははじめて氷の大陸の港に来た時、また行きたいなと思いました。
 
 と言う事で私と理沙ちゃんは次の日もその次の日もずっと氷の大陸に行きま
した。ただ、いつ行っても変わらない事があります。それは朝日です。いつ見
ても、ここから見る朝日はきれいなのです。うっかり氷の大陸で遊ぶ事に熱中
して、学校など忘れてしまうのです。
 
 その後、私達はやっと学校を思い出し、走ったけれど、大遅刻をして、廊下
にたたされました。しかし、私は氷の大陸に行ったことを決して後悔してはい
ません。なぜなら、もう百年時がたつと、この、鎌倉にはもう大自然がなくな
っているかもしれないからです。今たくさんいる、カラスや鳩が全滅している
ということです。
 
 それは私にとって大打撃です。ただ私達の作った人工の機械だけが町に残る
のです。すると、今まで緑の活動をして、がんばって未来に自然を残そうと言
うことのすべてが無駄になるわけです。つまり、私が後悔していないのは、自
然をわかいうちに目にしみこませておくわけです。それは自分ではやってもい
い事だと思うから、私が死ぬまで氷の大陸だけは守りたい。私はそう思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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