| 物語 |
| アジサイ | の | 丘 | の広場 |
| 希美 | / | あたち | 高3 |
| 当人の「何者」をもっともよく明らかにするのは、何よりも当人にとって切 |
| 実な自己理解の要求に基づいて語られた物語であり、そして、そのような物語 |
| こそが、他者に対しても |
| 、当人についてのより充実した「理解」を与えるのである。しかし、ひとが自 |
| らについて語る物語にとって重要なことは、「独自性」というよりも、むしろ |
| 私たちが、何らかの困難に直面したり決断したりする時には、その困難や決 |
| 断を意味付けるための物語を私たちは必要とする。「今までの私はこうだった |
| から今度はこうしよう」と考えるのもひとつの物語である。これは良い例だが |
| 、自分の人生であるのにも関わらず、自分以外の物から与えられた「考え方」 |
| をそのまま取り入れて決断することは良いことだろうか。 |
| 自分が絶対「正しい」と思ったとしても、みんなが「違う」と言えばその事 |
| について賛成してしまう。これが人間の悪いところだ。この考え方があるため |
| 、他から与えられた事にすぐ惑わされてしまう。そして、自分の意志がなくな |
| るのではないだろうか。(途中ですが・・・) |