| 「退屈でつまらない時はやっぱり…。」 |
| エンジュ | の | 村 | の広場 |
| 寛子 | / | こた | 小6 |
| 道具や、設備や、場合によっては途方もなく広い場所がなければ、どうにも |
| ならない。読書の方は、設備も要らず、どこかへ出かけるにも及ばず、相手と |
| 相談もせず、気の向くままにいつでもどこでもできます。 |
| もし共通の楽しみがあるとすれば、それは知的好奇心のほとんど無制限な満 |
| 足と言うことになるかもしれません。本をたくさん読むということは、日本語 |
| をたくさん読むということであり、日本語による多様性、その美しさと魅力を |
| 知るということもあるでしょう。 |
| 私はおととしに、青森県へ遊びにいったときにつくまでに、時間がかかって |
| それも、飛行機の中なので、テレビはついていますが、そのテレビは、私に興 |
| 味がないテレビで、とてもつまりませんでした。でも私は、 |
| 「あっ!本持ってきてるんだった。」と思い、カバンの中から、本を取り出 |
| して読んでいました。そのとき私は、旅行の行き帰りなどでつまらないときに |
| は、やっぱり本が一番。ということを思いました。でも、本をあんまり読まな |
| い私は、ときどき習っている漢字が読めなくなったりしていました。でも、つ |
| まらないテレビを見ていると、まだ時間ではないの?と腹立ったりしますが、 |
| 自分の好きな本を読んでいると、飛行機に乗っていて、目的地に着くと、あれ |
| ?もうついたの?青森って近いんだなと思ったりもします。 |
| この話を読んで納得したことは、テレビは持ち歩くことはできないけれど、 |
| 本ならいつどこでも、読めるということです。 |
| でも私は、本もいい所もあるけどテレビもいい所はあるのでどっちもいいの |
| ではないかと思います。 |