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矛盾を信じる人
オナガ の広場
はるる くあ 中1
 どうも、矛盾には、良いものと悪いものがあって、嫌われる、いわゆる矛盾
は、良いもの除外して考えているようである。同じ平面の上を、反対方向から
進んで来た二つの同じ力がぶつかれば、両者は互いに相殺しあって、運動のエ
ネルギーは消滅してしまう。こうして、一度、矛盾が不毛だと知れると、われ
もわれもと論理性に走る。この平面論理という暴れん坊に踏みこなれたら、い
かなる芸術の花も台なしになってしまう。
 
 論理性とは、「当たり前」、ようするに皆が知っていることを、あたかも偉
そうに言うことで、矛盾とは、比喩に富んだ表現をするという意味なのだろう
。必ず1+1の答えは2なのであってそれは変わるはずがない。しかし「たこ
1」(たこが一匹)がいる水槽に「いか1」をいれると、たこがいかを食べて
水槽には「たこ1」しか残らなくなる。ということは、1+1=1になったと
いうことだ。
 
 このように、「矛盾」というものは存在したことが分かった。私は、論理性
しか信じない人より、矛盾を信じる人の方が、付き合ったら楽しいのではない
だろうか。人間は、ただ同じことしか言えない人より矛盾した表現を持つ人の
方が頭が柔らかく、これからの未来も生き残っていけると思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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