勉強の姿 |
イチゴ | の | 池 | の広場 |
はるる | / | くあ | 中1 |
人間の生涯は物事を学び続ける果てしない旅である。ある学者は、研究報告 |
書のなかで、人間が最もすばらし学習能力を発揮するのは生まれてからの数年 |
間であるとのべられている。何事かを学ぶことができるというのは、生物とし |
て優れた能力をもっているしるしである。楽しみや喜びが、学び続ける。エネ |
ルギーとなるのである。学ぶエネルギーを実感するためにも、人間は、いつま |
でも学び続ける。 |
私は、勉強をしていると、 |
「はあ。つまらないな。なんでこんな事やらなくてはいけないのだろう。」 |
と思っていた。しかし、私はとても恵まれていることに気がついた。この世 |
の中には、勉強をしたくてもできない人がたくさんいるのだ。その人たちから |
見ると、私が今言っていることはただのわがままにしかすぎないと思う。それ |
に、私は勉強の悪い所ばかりを言っていて、勉強の本来姿を忘れていた。例え |
ば授業である作家の話になった時。自分の知っていることを発言したり、聞い |
たりしたりするのはとても楽しい。作家の名前や生き方を覚えたりするのは勉 |
強だとは思っていなかった私は、あまりにも小さすぎたのだ。 |
これから人間は、教科書の中のことだけではなく、もっと広い分野を見て学 |
ぶべきだと思う。 |