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学校を変えよう
イチゴ の広場
太公望 うの 高1
 いじめに対する対策として、子供の中に世代間関係を育てることは試みられ
てよいと思う。年長者が、年少者を保護したり指導したりするというタイプの
経験が、今の子供にはなさすぎる。それと競争することが大切である。競争す
るということは、心理的には攻撃性の発揮であるが、相手にチャンスの平等を
保証する限りで、倫理的な他者危害ではない。現在の教育者の多くは「競争を
させないこと」がいじめ対策だと誤解している。
 
 最近の学校のいじめは陰湿なものが増えているということを学校で先生が言
っていたが、内のクラスではそのようなことが無いので実感が湧かない。内の
学校は、定期テストの順位が毎回発表される。名前は公表されないのだが自ず
と皆の順位が分かってしまう。そうするとこいつには負けたくないと言って皆
の競争心がめばえ勉強に打ち込む人が増えてきた。私が思うに順位公開制度が
あって皆が公平なルールで競争するからこそいじめが無いのではないかと思う
。私は、生まれて初めて学校の定期テストでクラス1位になった。親は、生意
気だと言われていじめられるのではないかと言って心配していたがそのような
ことは一つも無い。威張るようなこともしなかったし、友達も素直に褒めてく
れた。
 
 小学校では、競争というものが無く先生が「仲良くしましょう」ということ
でたてまえはみんな仲良くしているように見えたが実際はばらばらである。裏
では、クラスがいくつかのグループに分かれ陰湿ないじめが続いていた。学級
問題になってもみんないい子ぶって闇に葬ってしまった。やはり原因は、競争
が無いことによって個々にストレスがたまりそれがたまって爆発してしまうと
いうことにあったと思う。「みんな仲良くしよう」というきれいごとによって個
々の能力の誇れる機会が失われることになり、お互いの本当の能力というもの
が分からなくなってしまう。
 
 解決する方法としては、それぞれの得意とする能力の誇れる機会を増やし競
争するものを増やすべきである。今では、小学校では運動会の騎馬戦もなくな
っているという。危険だからという理由ならいいのなら競争心が出るだの攻撃
性が現れるだのといっていたらそれはおかしい。イベントを減らすごとに活躍
できる人がいなくなり影の世界が増えてくる。だからもっと学校などをオープ
ンにするべきだと思う。そして個々が活躍できる場を作っていくことが大切で
もあり分かり合える第一歩でもある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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