| いたいなんてやだ! |
| アジサイ | の | 村 | の広場 |
| ミュウ | / | あおゆ | 小6 |
| 「あっもう電車きたで。」「バタバタバタ」学校の帰り、電車におくれるとい |
| って、エスカレーターを走ってのぼっていた。「いでっっ!!」私がころんだ |
| 。エスカレーターの角でひざをうった。私は二人の友達、OさんとFさんに助け |
| られ、「いたいーいたいー」と泣きながらのこりの段差をのぼっていった。な |
| んとか電車に間に合ったが、泣き続けた私の顔は、飲み終わったカンカンをふ |
| みつぶしたカンジである。丸亀駅について、お母さんが迎えに来るのを待って |
| いた。迎えに来たお母さんに傷の所を見せると「うわぁ!いたそー。実がでと |
| る。」といった。その『実』とは。みると白い物体がでていてきもちわるかっ |
| た。家にかえって消毒した。いまは全然いたくなったりしないが、傷にのこっ |
| ている。それが私の今までの中で一番いたかったおもいでである。 |
| 他にいたかったこと。第二位!・・・。「じゃーねバイバーイ。」友達と別 |
| れて車の方にふりむこうとした。「いた!」車の後ろのマフラーという所(? |
| )に当たってやけどしたのだ。あついというより痛かった。おかあさんが、「 |
| はよかえってひやさな。」そしてひやした。日焼けしたカンジの色に、やけど |
| のあとがついていたが、その傷はすぐきえた。 |
| お母さんのいたかった思い出。おかあさんは、妹をおんぶして子守りをして |
| いると、その妹が肩をかんできたそうだ。でも赤ちゃんだから怒るわけにも行 |
| かなかったそうだ。わたしが、「それが一番いたかったん?」ときくと、「う |
| ん。」と眠たそうに言った。(完)お母さんが、わたしのおじさん(お母さん |
| の弟)のはなしもしてくれた。おじさんは、海で泳いでいる時、腰をふぐにか |
| まれて、浜辺をまんがの人物のようにぐるぐるはしりまわっていたそうだ。し |
| かも!フグをぶら下げたまま!私はだれだって走りたくなるだろうと思った。 |
| 私は神経なかったらええのにとおもう。だが、本を見ると「神経がないと怪 |
| 我をしたのに気付かないで命をおとすかもしれない。」とかいていた。そして |
| 、怪我は一度経験しないと、わからなくて、とてもきけん。赤ちゃんは、あつ |
| いストーブにふれてやけどをし、初めて触わると危ない!ときづくのだ。人間 |
| は、必ず一度は怪我をしなくてはならないなんていやだなぁ。 |