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自然を恐れない方法教えます!! |
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横浜太郎 |
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自然を恐れない方法教えます!! |
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横浜太郎 |
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よく、アフリカのサファリに旅行に行った人が、「こんなはずではなかった」と言っているのを耳にする。それは、サファリの動物たちのにおいや、砂埃 |
を想像していなかったためらしい。我々一般人の想像するサファリ、それは動物がたくさんいて、ライオンが獲物を追いかけ、白い帽子に茶色の服を着た人 |
が銃を持ってハンティングをして、ところどころアフリカの狩猟民族が狩をしている、大体そんなところではないか。確かにこれはサファリの一部の場面で |
はある。しかし、これがすべてサファリかといえばそうではない。サファリに行けば動物はいるし、狩猟民族も確かにいるらしい。しかし、我々は重大なこ |
とを忘れている。それは、日本の都会とは明らかに違う、ということだ。 |
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ときに人間は思い込みと言うものをする。今でも欧米では、日本人はちょんまげだと思っている人がいるようだし、また日本人でも、中国人はチャイナ服 |
をいつも着ているだとか、アフリカ人はフンドシ(?)一丁で走り回っていると思っている人がいるらしい。服装についての思い込みならまだいい。気づい |
てもいささかカルチャーショックを受けるだけだから。しかし、それが自然に対する思い込みであったらどうか。先のサファリなら、ガイドがついている限 |
り、多分生きて帰れるが、昨年の玄倉川のような場合はどうか。思い込みに気づいたときは、神様の前で最後の審判を受けているときだ。だからよく、「自 |
然を甘く見るな」というが、人間は当事者になってみないと、なかなかわからないものである。 |
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しかし、自然は恐怖だけではなく、素晴らしいプレゼントもくれる。本来自然は、人間にとって直接的に恐怖を与えるものだとは、僕は考えていない。自 |
然が脅威となるのは、人間がでしゃばった真似をしたときだ。立ち入り禁止区域に入ったり、雨の日に川でテントを張ったり…。自然を怖いと言う人がいる |
が、本当は怖くない。誰でもはじめは怖いと思うかも知れないが、だんだんとその恐怖感が薄れていく。その時が一番怖い。自然を怖くしているのは、自分 |
自身なのだ。 |
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大いなる自然に抱かれたときは、感動と言う言葉を超えて、もっと大きな、心が満たされる思いを抱く。それが「自然を満喫する」ということだ。自分の |
存在を忘れ、「自分は自然の一部」という感じ(この表現で正しいのかわからないが)を抱く。とにかく、「寒さに抵抗する一番の方法は、寒さを満喫する |
こと」という名言を拝借して、自然の恐怖に抵抗するには、自然を満喫するのが一番ということを、自然が怖いと思っている人に言いたい。 |
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