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ビバ!言葉の森! |
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たこ星人 |
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こむ |
中3 |
幼稚園では、みんなで歌ったり踊ったり、お遊戯をたくさんしていたのに、小学校に挙がってからはそういうことは全くといっていいほどなくなってしま |
った。 |
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永井均は最近の著作の中でこう書いている。「子供の教育において第一に成すべき事は、道徳を教える事ではなく、人生が楽しいということを、つまり自 |
己の生が根源において固定されるべきものである事を、体に覚え込ませてやる事である。」と。 |
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幼稚園での歌とお遊戯、学校での給食。みないしょにからだを使い、動かすことで、たにんの身体におこっていることを生き生きと感じる練習を、私たち |
は繰り返して来た。身体に想像力を備えさせることで、他人を思いやる気持ちを、つまりは共存の条件となるものを、育んできたのである。 |
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そういえばそうである。幼稚園にいた時は砂場で遊んだり、粘土で何かを作ったりしてたのに、小学生になってからはいすに座り、机に向かって「フムフ |
ム」と勉強し、遊んでいい時間は20分になってしまった。粘土で何かを作るというのはあるけどそれが「成績」となって数字で表わされるようになった。 |
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生きる希望を無くしてしまったとき、「勉強してたなぁ」とか考えると、生きる希望がガクっと無くなってしまうが、「ありゃぁ楽しかったなぁ」とか考 |
えると、「まだまだ生きるぞぉ」と希望が出てくるものである。 |
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なので勉強しつつ、遊びつつの言葉の森はやっぱいいなぁと思ってしまうのであった。 |
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