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正しいのが良いか |
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ウグイス |
の |
池 |
の広場
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エガ |
/ |
てせ |
中1 |
「お母さん、せみはなぜミンミン鳴いてばかりいるの。」と子供が尋ねる。「なぜ、鳴いてるんでしょうね。」と母親が応じると、「お母さん、お母さんと |
言って、せみが呼んでいるんだね。」 |
と子供が答える。そして、自分の答えに満足して再度質問しない。これは、子供が自分で説明を考えたのだろうか。それは単なる外的な説明だけではなく、 |
何かあると「お母さん。」と呼びたくな |
る自分の気持ちもそこに込められているのではなかろうか。そのときに、母親が「なぜって、せみはミンミンと鳴くものですよ。」と |
か、「せみは鳴くのが仕事なのよ。」とか、答えたとしても納得はしなかったであろう。たとい(たとえと同じ)、せみの鳴き声はどうして出てくるかにつ |
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私は真実の説明よりも、物語の説明の方が良いと思う。第一の理由に、正しいは無しだと、子供がわからないからだ。例えば子供が夕日の事を、 |
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「何でお空が赤いの?」 |
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などと聞く。正しいことを教えると、 |
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「えー、太陽は東から昇り西から沈む。登りはじめたときは、大要と地球の距離が短い。なのですべての波長が届く。しかし、沈むころになると、大要と |
地球の幅が広くなる。そのため、波長が細かい黄色や青は途中で吸収されてしまう。なので、赤だけが残り、空が赤いのだ。わかったかね?」 |
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当然子供は |
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「ΔΩψωΘ□×…」 |
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そんな感じだ。私もこのような体験をしたことがある。まったく |
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「ΔΩψωΘ□×…」 |
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な感じだ。なら、 |
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「空が赤いのは、照れているんだよ。」 |
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などといった方が面白くわかりやすい。 |
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第二の理由に、心が豊かになる。正しい説明だと私が思うに何か硬い感じがする。しかし、わかりやすい(物語)だと柔らかく、やさしい感じがする。 |
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知識がはしごを作ったのではなく二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。こういう名言がある。人は、正しい知識があれば良いのではない。 |
常に、物語を考えてみてはあどうか。 |
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