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手の重要性 ウグイス の広場
俊輔 あやゆ 小5

 僕が幼稚園に入園するときに、お母さんが僕のためにうわばき袋と、体操袋を作ってくれた。その二つの袋は僕の好きな鉄道の模様があったので、その袋
を大切に使った。その時僕は、お母さんは僕が鉄道が好きであるということを理解してくれていると思い、とてもうれしかった。また、僕はこの二つの袋に 、お母さんの僕に対する思いがあるように思う。  

 ボロボロになっても僕は使い続けた。しかし、不思議なことに、僕はその袋を別の袋に変えたいと思ったことはない。また、店に売っているうわばき袋を
買いたいと思ったこともない。たとえその別な袋に鉄道の模様が合っても。今も、そのうわばき袋を学校でも使っている。最近、うわばきのサイズが大きく なって袋に入れにくくなっても、僕はそのうわばき袋が好きなので、捨てたりしないできちんと使っていこうと思う。(体操袋は大きな穴が空いてしまった ので使っていないが。)  

 年賀状を友達や知り合いに出すために書くのも、僕の1年の内の楽しみの1つである。友達の名前に住所、自分の名前に住所、そしていろいろ書いたりす
る、これが好きだ。家では、誰が一番うまく書けているかという競争もする。僕の友達は、ワープロやパソコンできれいに打って年賀状を出すという人はい ないが、お母さんやお父さんの友人でそうやって年賀状を出している人がいる。僕は、それがなんだかきれいすぎて、まるでワープロやパソコンが書いてあ るようなので嫌いである。やはり、手できちんとていねいに書いて年賀状を出した方が、その人の思いが込められているような感じがして、うれしい。僕の 友達も、きれいに手書きで年賀状を出してくれるので、とてもうれしい。  

 僕のおなかが痛くなったときも、手は威力を発揮する。僕が3歳ぐらいのときよくおなかが痛くなったので、おかあさんが良く僕のお腹をさすってくれた。
その時僕はもうすぐ痛みから解放されるとうれしくなる。すると、お腹があまり痛くなくなる。僕はこの時手とはすごい働き、また威力を発揮するという事 を経験した。  

 僕は、手で何かを作ったり、書いたりするということは、その人の思いというものが込められていることがわかった。また、手の重要性というのもわかっ
た。  

 
                                               
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