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事情 カモメ の広場
ナズナ あもせ 小5

 「わたしぐらいかなあ、トマトとバナナが好きな人って・・・。」
 

 私が一番好きなたべものは、野菜ではトマトで、果物ではバナナだ。ところが私の組の四割がバナナかトマトのどちらかが嫌いで、ひどい場合にはどちら
も嫌いである。というかわたしはナスとヒ゜ーマンとスイカ以外は全部好物だ。またお母さんとお父さんはそれぞれ激辛カレ~が好きである。  

 トマトとバナナの良いところは、まず、トマト(ミニトマト)は口のサイズにあっているからで、バナナはやわらかく、噛みやすいので永久歯のわたしで
もたべられるわけだ。  

 学校で大好きなトマトがでた。しかし、残している人が多かった。だから、わたしはおかわりをしたが、「あいつってさあ、やけにトマト好きだよね、な
んでだろう」とはやしたてられる。まるで、トマト好き女になってしまう!  

 確かにトマトが嫌いなのは分かる。人には人の事情があるから。しかし、友達の和をこわしてまでもそこまでわたしをからかうきなのか?そう思うとわた
しはカレーが好きなお母さん達がうらやましくなってしまった。まあ人それぞれの事情だけど。  

 先ほど、お父さんとお母さんが好きな食べ物はカレーだといった。どうしてそれを知ったかというとわたしが初めて思い切って「ねえ、こうぶつってなに
?」と聞いたからである。おかあさんもどうやらトマトやバナナがあまり好きではない様だ。  

 だけど、たくさんの人に好き嫌いがあると思う。それはみんな同じで、消してそれを責める必要は無いとわかった。わたしはわたしの事情で、お母さんは
お母さんの事情、お父さんはお父さんの事情、友達は友達だけの事情だ。人にはそれぞれ事情付きだ。また、人がそれぞれ違うのはそのひとはそのひとだけ の身体だからだ。  

 
 

 
 

 
 

 
                                     
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