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ぬり |
中1 |
ミミズというのは、面白い生物である。土のなかに住んでいて葉っぱを食べて生活している。そうやって生きている。ミミズはただ生きるために食べてい |
るが、その行動は、人間にとって有り難いことなのだ。まず、ミミズは、ふんを出して自然の肥料を作っている。そして、地中を動くことによって、通気性 |
が増し、植物が元気に育つのだ。 |
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ところがその伝統の、「ミミズの肥料作り」が最近になって危ぶまれて来ている。最近農業のおなじみの顔になった。農薬が、その伝統を壊している。農 |
薬を撒くと地中にいるミミズを殺してしまい、自然的肥料が無くなる。そして、化学肥料が出てくる。それで、何とか元気に育つのだが、「ミミズの肥料作 |
り」時代ほど、元気には育たない。そうなると、人間は、美味しい野菜が食べられなくなる。 |
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そんなことがないように自然を活かすことが良いと思う。 |
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その理由は第一に、自然は、人間が手を出さなくてもちゃんとサイクルが成り立つからだ。一つの例としては、植物のことが挙げられる。植物は、光合成 |
を行っている。二酸化炭素や養分を取りいれて、酸素やデンプンを作り出している。このように、人間が手を出さなくても、三億五千年の地球の歴史はそう |
いじっても崩れないのだ。 |
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第二に、自然が無くなることは、地球滅亡に繋がることだ。自然が全く無くなるとどうなるかというと、光合成が無くなり、酸素があまり配給されない。 |
そして人工呼吸器生活になると思う。 |
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確かに、化学肥料をまくと、能率が、あがるが、「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」と言う名言のように、自然はすごく |
良いものなのである。 |
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