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過保護 アジサイ の広場
太一 あうけ 中2

 フィンランドの保険担当機関がある調査をした。健康管理をするグループとしないグループに分けて調査を行い、食事の指導や健康管理の効果がどのよう
なものであるかを科学的に調べるものだったと言う。その結果は何もしないグループの方が病気になった人の数が少なかった。過保護が依存を生む。そして 、自律が自立につながるのだ。日本が貧しかった頃に育った世代は、それこそ石器時代から全過程をやってきた。しかし、今の子供は日の起こし方も挨拶の しかたも知らずに育つようなことになってしまう。  

 確かに、子供のうちから過保護に育てられるのは少し良くないと思う。僕の母親はどちらかといえば過保護な方だったが、父のほうは全く過保護ではなく
、むしろ、危ないものでも持たせて、小さいうちからこう言うものに慣れさせておくべきだ、というタイプなので、僕は小さい頃からよくそう言うことをし た。ある時、僕はナイフで木を削っていたのだが、ちょっと慣れてきて気が緩んだせいか、手を滑らせて、ナイフで指を切ってしまった。そして病院で6,7針 ほど縫った。この経験はイヤな経験ではあったが、僕に刃物の危なさを教えてくれた。過保護にされていたならこんなことは体で分からなかっただろう。  

 しかし、自由放漫にされていたのでは、今の社会から弾き飛ばされると思う。今、高度な情報化社会になり、体で覚えていくこと以外にも、「勉強」とし
て頭で覚える知識も必要になっている。だから、自由がいい、などと言って学校に全く行かない、全て自分の力でどうにかする、と言うのは通用しない。そ のために、世間である程度通用するための予備知識を蓄えるために「学校」があるのだ。  

 「子供は大人を小さくしたものではく、それ独自の価値を持っている。」という名言があるように、子供のときには過保護にされず体で学ぶなど、それぞ
れの世代に合わせた生活が一番いいと思う  

 
                                                 
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