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アナログとデジタルの良い使い方 |
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中3 |
僕はアナログ、デジタル両方の時計を持っている。そして、普段はアナログのほうを使っているのだが、ではアナログのほうが極めていいかというとそう |
ではない。勿論、デジタルでも同じことだと考えている。では、普段何気なく使っているアナログ時計、デジタル時計をどのように使ったらいいのか。それ |
を考えていこうと思う。 |
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まず、話を進める前に「デジタルとは何ぞや」ということを書こう。デジタルとは、僕も完璧に理解しているわけではないので詳しいことはわからないが |
、アナログが10進法なり60進法なりの「2進法以上」を使っているのに対し、デジタルは2進法を使っている。2進法とは0と1しか数字がないので、0の次は1 |
、1の次は0ということを永遠と繰り返しているらしい。例えば「あ」という文字を入れたければ、01と表されたりする。一方のアナログは、10進法だったら |
0の次は1、1の次は2…9の次は0と表される。それで、例えば「あ」という文字を入れたければ、23と表されたりする。つまり、デジタルは基本となる数字が |
少なく、アナログは多いことになる。ということは、画像や音楽などではデジタルのほうが質がいいということになる。 |
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では、アナログの長所はどんなところか。一つに(人間の)多様性がある。そんなに批判するつもりはないが、携帯電話やE-mailなどデジタルが支配してい |
る世界の中に、やれ人間関係だとか人権だとかがあるだろうか。答えは否だ。少なくとも僕はそう考える。現にチャットソフトの説明書を見ると「…例えば |
、“馬鹿みたい”といった表現が、『馬鹿とは何だ!訴えてやる!』といったものに発展する可能性があるので、くれぐれもちゃんと考えて打つようにして |
ください…」アホか!こんなこと面と向かって話していたら、ニュアンスで相手の言わんとしていることがわかるはずである。デジタルチックなクールな感 |
情、表現が支配しているためこのようなことになるのだ。その点、アナログは何の処理もせず、あるがままを表現している。それで、比較的ホットな表現に |
なる。ということは、加工しないありのままの現実を見れるため、全体的に、且つ統計的でありながら感情的なものができるということだ。 |
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対してデジタルの長所は何か。一言で言ってしまえば、感情に振り回されない正確なもの、とでもなるだろうか。デジタルの世界はONかOFF、YESかNOなど |
の基本的な判断しかない。入れるのだったらどの様にどれ位入れる、などの感情表現がないといっていい。人(アナログ的なもの)にはそれぞれ主義主張があ |
るから、同じことでも受け手によってその印象は変わってくるが、デジタルに主義主張なんてないから、均一的且つ正確なものになる。 |
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今までアナログ、デジタル双方の個々の特徴を中心に書いてきたが、これからの時代個人技では駄目だ。確かに時と場合によっては個人技が大切な場面も |
なくはない。しかし、本当に大切なのはお互いの長所、短所を補い合って120%の働きをすることだ。「呉越同舟」という名言(ことわざ?四字熟語?) |
を借りて、これからはアナログ、デジタルこれが優れていますから今すぐどちらか一つにしましょう、というのではなく、バランスを考えアナログ、デジタ |
ルを使っていくことが大切なことである。 |
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